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人間動物園

written by 齊藤 貴義 on

動物園のように一部の「人間」が劣った生き物として展示されて見せ物になった時代がありました。後に人間動物園と総称されることになったこの催しは、主に帝国主義時代の西洋各国の万国博覧会などで開催されました。人間動物園とは何だったのか、さらにその背景にあった「社会進化論」の考え方とは何だったのか、ここで見ていきたいと思います。(左の写真は、1889年のパリ万博で柵の中に「展示」された植民地住民(左)と、それを間近に「鑑賞」するフランス人)
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パリ万博と人間動物園

1889 年、フランスの首都パリで万国博覧会が開催されました。3240万人もの総入場者を集めたこの万国博覧会では、エッフェル塔が完成し、電気技術がパリの夜空を彩りました。大小様々なパビリオンでは、近代産業が生み出した圧倒的な量の商品や、蓄音機や電話などの最新のテクノロジーも紹介され、訪れた大衆は産業文明の結集に驚嘆し魅了されたと言われています。しかし、このパリ万博を有名にしたのは、エッフェル塔や近代産業を象徴するパビリオンだけではありませんでした。パリ万博では別な催しも開催され、それが後の西洋各国の万国博覧会に引き継がれていったことでも有名です。その催しとは、生きた「人間」をパビリオンとして展示して見せ物にすること。後に「人間動物園」と総称されることになるこの催しは、パリ万博から開始されました。

パリ万博の植民地パビリオンでは、セネガルやニュー・カレドニア、仏領西インド諸島、ジャワ島などフランスの植民地から、様々な民族集団がフランスに連行され、柵で囲われた模造の植民地集落で昼も夜も生活されられました。彼らは「未開人」として、本当は自分達に馴染みのない儀礼や振る舞いを観客の前で演じることを強要され、彼らの人種的・民族的な「劣等性」が訪問者の目に見えるかたちで強調されることにました。このような演出は、例えばサーカスのように興行的な受けをねらったのではなく、当時の西洋の民族学や人類学の中で、そして当時の西洋の人々の心の中で、大きな位置を占めていた「社会進化論」の学術的な過程に、彼らを位置づけることが大きな目的とされていました。

社会進化論とは、ダーウィンの自然淘汰の考え方を社会へと応用させた人種差別的な学術的議論のことです。スペンサーらによって提唱され、帝国主義期の西洋社会で広く普及しました。社会進化論においては、人間の社会もまた自然界のように、「優れた人間」や「優れた社会」が「劣った人間」「劣った社会」を淘汰していくと考えらました。この考え方では、劣った未開人の社会から漸進的に人間社会の進歩が起こり、ついに最も優れた西洋社会が出現したと捉えられています。したがって、西洋人の人種的優位は決定的なものであり、ジャングルのほとりで暮らす黒人や黄色人種は白人に知能などの面で追いつくことはできないだろうと考えられました。

もちろん現代では、このような人種差別の学術議論は否定されています。しかし、当時の西洋各国は産業革命で発達した科学技術を背景に、地球表面の9割近くを自国の領土や植民地にしていました(植民地化を免れた例外は、日本やタイなどごく一部の国々だけです)。このような状況において、西洋人の優秀性が喧伝され、様々な人々がこの社会進化論を支持していました。例えば、「人類学の父」とも言われるE.タイラーは、『人類学雑誌』に掲載した当時の論文で次のように述べています。

ニグロの姿態は胎児的であり、モンゴルの姿態は幼児的である。この事実とまさに照応してそこでの統治形態、文学、芸術なども幼児的である。彼らはまだひげの生えていない子供である。彼らの主要な徳目は恭順である。

さらに、フランスの外交官ゴビノーは、『人間不平等論』で黒人について次のように述べています。このような確信に満ちた人種偏見の言説から、当時としては広く社会進化論の発想が受け入れられていたことをうかがい知ることができます。

生理学的な根拠に基づいて、はっきり異なった三代類型、黒、黄、白人種を区別することができる。黒人種は最底辺であり、(人種序列の)階段の下に立っている。骨盤の形に現れているように、受胎したときから、動物的な特徴がニグロに刻印され、その運命を予言している。その知能はつねにきわめて狭い枠組みから出ることはないだろう。しかしながら、彼らは、単なるけだものではない。黒人種は、しばしば恐るべき強度の欲求、意志を所有している。彼らの感覚の多く、特に味覚と嗅覚は他の二人種には認められないほどの発達をみせる。だがまさに、この感覚の強さそのものが、彼の劣等性の最も顕著な証拠である。(略)黒人は、誰でも自分や他人の生命に無関心であり、理由もなしに喜んで人を殺す。苦難にあっても、これらの人間は怪物のように無関心であるか、死の中に避難の場を求めるほど臆病である。

この社会進化論の考え方は、帝国主義国によるアフリカやアジアへの侵略を正当化するイデオロギーとして、しだいに政治的な利用がはかられるようになります。「人間動物園」は、国家が「未開社会」のスペクタクル的な展示を担うことによって、そしてそのスペクタクルをエッフェル塔や電気技術などの文明の象徴と対置させることによって、社会進化論の一つの極限形態を表したのではないかと考えられます。

実際、この1889年のパリ万博を皮切りに、フランス・アメリカ合衆国・イギリス・イタリア・ベルギー・ポルトガル・デンマーク・オランダなどの西洋諸国、そして東洋の新興帝国・日本までもが、自国の博覧会や他国の博覧会のパビリオンに植民地の人間を「出品」しています。植民地の人間が出品された博覧会のうち代表的なものだけでも、1893年のシカゴ万博、1900年のパリ万博、1901年のバッファロー博覧会、1903年の内国勧業博覧会、1904年のセントルイス万博、1907年の東京勧業博覧会、1908年の仏英博覧会、1909年の大英帝国国際博覧会、1910年の日英博覧会、1911年の戴冠記念博覧会、1924年の大英帝国博覧会、1931年の国際植民地博覧会、1940年のリスボン植民地博覧会などが挙げられます。

アメリカ合衆国の未開人観と日本

特に他国より群を抜いて大規模な人間動物園を開催したのは、アメリカ合衆国でした。1893年のシカゴ万博では、アメリカの原住民、アフリカの黒人とアメリカの黒人が展示され、彼らの「文明化」の程度を比較するという展示が行われています。さらにシカゴ万博では、開催地の中心地に近いところにゲルマンやケルトのパビリオンが、少し離れたところにトルコやアルジェリアの集落が、一番離れたところにアフリカの黒人やアメリカ原住民の集落が建てられ、「未開」から「文明」へという進歩観に立脚した配置が採用されました。1901年のバッファロー博覧会では、各パビリオンが「野蛮な暗い色」から「繊細な明るい色」へと徐々に変化していくという色彩の変化が採用され、赤褐色で黄土色な植民地集落のパビリオンでは、アメリカ・インディアンや黒人が展示され、さらに、キューバ人集落、エスキモー集落、ハワイ人集落、日本人集落なども設置されました。

1904年のセントルイス万博では、米西戦争の勝利によって獲得したフィリピンの諸部族が 1200人も連行され、アフリカ人や他のアジア人と共に「展示」されました。これほど大量の住民が博覧会に連行された例は他にありません。さらに、このフィリピン人の集落パビリオンは、ただ併置されたのではありませんでした。集落は「文明」と「未開」のヒエラルキーの中で区分され、彼らの文明化が「アメリカの統治」によって徐々に進展していることを強調するという構成が採られました。アメリカ政府の公式記録には、当時の様子が次のように描かれています。

この諸島に住む70以上の部族すべてをここに展示することはできなかったが、それでも最も文明化されていない部族としてネグリト族とイゴロット族を、やや文明化された部族としてバゴボ族とモロ族を、比較的よく文明化され、文化をもった部族としてヴィサヤン族、それに加えて警察兵たちの組織を展示していった。

つまり、彼らを「文明度」に応じて階層分類化された序列に位置づけることによって、「フィリピン人には近代的な国家を建設し運営する能力がないこと」、「アメリカの統治が彼らに文明化の機会を与えていること」を演出し、帝国主義的なイデオロギーの発揚がはかられたわけです。実際、当時の博覧会の様子を撮影した写真では、アメリカ人達が双眼鏡を使って、これらの「展示物」を「野蛮」と「優越感」のまなざしで見ていたことが写されています。

また、これらのアメリカの博覧会には、新興国家・日本も大規模なパビリオンを出展しました。1893年のシカゴ万博では平等院鳳凰堂を模した建造物が建てられ、1904年のセントルイス万博では金閣寺と日光陽明門をモデルとしたパビリオンが建てられました。日本政府がアメリカの博覧会に積極的に出展した目的は、輸出の拡大です。これらのエキゾチックな建物はアメリカ人の好奇の視線を釘付けにし、併せて展示された工芸品なども訪問者の注目を浴びることとなりました。つまり、西洋の社会進化論的なまなざしの中で、「独自の文化を持ちつつ、西洋を範として文明化を遂げようとしている国」を自ら演出することによって、西洋の中に自国を売り込もうとしたわけです。

海外の博覧会で「東洋の日本」を演じると同時に、日本自身も日清・日露戦争の「帝国意識」の覚醒の中で、国内の博覧会において人間動物園を開催するようになります。1903年に大阪で開催された第五回内国勧業博では、「帝国は既に英武を以て世界を驚かし、列強の五伴に列し、高等の地位を占め、軍事に於ては一等国に譲る所なく生産に於ても世界と競争せざるべからず」という主張が語られます。さらに、日本の植民地になって九年が経過した台湾のパビリオンが「風俗文化産業の真相を内外人に示し、大に管内諸般の発達を図らむ」として建設されます。さらに、「内地に近き異人種を集め、其風俗、器具、生活の模様等を実地に示さんとの趣向にて、北海道のアイヌ五名、台湾生蕃四名、琉球二名、朝鮮二名、支那三名、印度三名、同キリン人種七名、バルガリー一名、トルコ一名、アフリカ一名、都合三十二名の男女が、各其国の住所に模したる一定の区域内に団らんしつつ、日常の起居動作をする」という、西洋の殖民地博に模倣した催しが開催されます。さらにこれ以降、アイヌや台湾の住民が「帝国」としての日本の威容を世界に示すために、西洋各国の博覧会の日本パビリオンに「出品」されていくことになります。人間が人間を優越感のまなざしで展示品として扱う。近代日本は自らその仲間入りを果たしていったわけです。

出版とは何か

written by 齊藤 貴義 on

日本は年間に約五万冊もの新刊書籍が発行される世界有数の出版大国です。出版社は、活字を通じて情報を伝え、文化を形成する役目を担っています。現在、この国の出版社の数は4千社を越え、多彩な出版活動を展開しています。 しかし、電子メディアの出現、大手古本チェーンの台頭、再販売価格維持制度の見直し、書籍や雑誌の「使い捨て」傾向の強まりなどによって、出版業界は大きな変革の時期を迎えています。

出版とは何か

「出版」は狭義と広義の定義が可能です。狭義には、書籍あるいは雑誌を生産し流通する過程を指します。言い換えれば、書籍あるいは雑誌の企画を立て、原稿を入手し、印刷・製本手段によって複製し、出来上がったコピーを流通機構を通じて読者に届けるという、出版者の担当する機能を意味しています。これに対して広義の出版は、狭義の出版過程によって生み出され伝達された書籍・雑誌を整理・保管・提供する図書館業務、読者の読書行為、さらには読者の反応を受けての著者の再生産活動までを含めて、情報・知識の全流通過程を意味して用いられます。後者の定義は私達にとってあまりなじみ深いものではないかもしれません。しかし、歴史的な過程の中での出版文化の形成を追っていく際や、発展途上国等における図書開発を分析していく際には、広義の出版概念の活用が不可欠となります。

出版の歴史は古く、活字を通じた印刷方法のみに焦点を絞っても、その起源は木版印刷を発明した宋代の中国や銅活字を発明した高麗時代の朝鮮にまでさかのぼります。さらに、人間の手を使って書物を印刷する「写本」の技術は活字よりもはるか以前から世界中の様々な地域で(植物繊維を原料に製造した「紙」というハードウェアに限定されず)極めて多様な発展をみせていました。

しかし、出版はある時点を境にユーラシア大陸の西方で急速な拡大と普及を遂げ、近代国家を形成し維持していく大きな原動力となりました。出版は社会の産業化や教育化、再統合に寄与する一方、社会を批評する空間をも大量に生み出すことになります。それは日本においても例外ではありません。日本では江戸時代から「出板」という言葉が草双紙・錦絵・暦などの不定期刊行物に対して使われはじめていましたが、明治20年になると政府が初めて「凡ソ機械舎密其他何等ノ方法ヲ以テスルヲ問ハス文書図画ヲ印刷シテ之ヲ発売頒布スルヲ出版ト云」として「出版の定義」を打ち出し、出版活動を統制していく姿勢を明確にしています。出版の歴史を知るということは、近代を知るための一つの手がかりを探す行為でもあり、私達の社会の存立構造を内側からみる行為でもあります。

植民地工業化論

written by 齊藤 貴義 on

最近、経済史学の中で「植民地工業化論」という主張が出てきています。これは、戦前の日本統治下の植民地において、他の植民地には見られないような急激な工業化が進行していたことを重視して、そのことの植民地解放後への影響を考えようという提起です。実際のところ、植民地工業化論が主張するような日 本の植民地の工業化は見られたのでしょうか。このページでは、この問題について考えていくための各種資料を収集しています。

縮小する世界経済

ま ず、当時の世界の状況をおさえておきましょう。1929年にアメリカ・ウォール街の株価暴落を契機とした世界恐慌によって、1930年代には世界経済は深刻な打撃を受けます。下の表は、国際連盟がまとめた世界貿易の推移ですが、1938年に至っても、恐慌直前の1928年に比べて3分の2程度に落ち込んでいることがわかります。

世界貿易のマトリック表1928、1938年<輸出(1)> (単位:百万ポンド)
国際連盟、The Network of World Trade, Geneva, p.39
アフリカ
北アメリカ
ラテンアメリカ
アジア
輸出
1928
1938
1928
1938
1928
1938
1928
1938
アフリカ
23
16
23
10
-
-
8
10
北アメリカ
27
26
310
160
191
123
146
109
ラテンアメリカ
4
6
228
110
60
74
2
6
アジア
23
33
240
113
16
10
425
288
ソ連
-
-
4
4
-
-
16
8
大陸ヨーロッパ
131
123
173
100
140
106
130
109
非大陸ヨーロッパ
80
74
84
80
80
45
162
78
オセアニア
4
-
16
-
-
-
23
14
292
278
1,078
548
487
358
912
622
世界貿易のマトリック表1928、1938年<輸出(2)> (単位:百万ポンド)
国際連盟、The Network of World Trade, Geneva, p.39
ソ連
アフリカ
北アメリカ
ラテン
アメリカ
輸出
1928
1938
1928
1938
1928
1938
1928
1938
1928
1938
アフリカ
4
-
146
125
66
49
-
-
270
210
北アメリカ
16
16
366
176
257
184
45
29
1,358
823
ラテンアメリカ
2
-
228
135
129
82
-
-
653
413
アジア
23
6
193
125
92
88
21
20
1,033
683
ソ連
-
-
47
25
16
16
-
-
83
53
大陸ヨーロッパ
35
16
1,362
941
356
243
14
10
2,341
1,648
非大陸ヨーロッパ
2
6
205
145
80
43
76
57
769
493
オセアニア
2
-
64
26
74
100
8
12
191
158
84
44
2,611
1,698
1,070
805
164
128
6,698
4,481

世界貿易のマトリック表1928、1938年<輸入(1)> (単位:百万ポンド)
国際連盟、The Network of World Trade, Geneva, p.39
アフリカ
北アメリカ
ラテンアメリカ
アジア
輸入
1928
1938
1928
1938
1928
1938
1928
1938
アフリカ
23
20
27
14
-
-
10
12
北アメリカ
33
35
310
162
212
135
160
129
ラテンアメリカ
4
6
249
125
70
72
2
6
アジア
31
37
286
135
21
14
456
311
ソ連
2
-
4
6
-
-
14
4
大陸ヨーロッパ
144
141
201
115
166
123
154
121
非大陸ヨーロッパ
92
82
95
51
90
49
175
88
オセアニア
4
-
18
8
-
-
23
16
333
321
1,190
616
559
393
994
687
世界貿易のマトリック表1928、1938年<輸入(2)> (単位:百万ポンド)
国際連盟、The Network of World Trade, Geneva, p.39
ソ連
アフリカ
北アメリカ
ラテンアメリカ
輸入
1928
1938
1928
1938
1928
1938
1928
1938
1928
1938
アフリカ
4
-
154
153
72
57
2
-
292
256
北アメリカ
21
19
401
208
247
194
51
35
1,435
917
ラテンアメリカ
8
-
259
170
142
98
-
-
734
477
アジア
23
12
218
155
101
108
25
27
1,161
799
ソ連
-
-
49
29
18
16
-
-
87
55
大陸ヨーロッパ
39
16
1422
992
390
264
21
16
2,537
1,788
非大陸ヨーロッパ
2
6
218
164
82
45
80
67
834
552
オセアニア
4
2
70
33
82
111
10
12
211
182
101
55
2,791
1,904
1,134
893
189
157
7,291
5,026

し かし、この表の問題点として、当時の東アジアの貿易額が充分に補足されていない点があるようです。このため、以下の項目では、朝鮮、台湾、満州の貿易額が どのように推移したのかに関するデータも掲載していきます(なお、赤は日本の実質統治が開始された年を意味します。また、これらのデータは、『1930年 代のアジア国際秩序』(渓水社)を参考にしています)。

朝鮮の貿易額の推移

朝鮮の貿易相手地域:輸出 (単位:千ポンド)
朝鮮総督府編『朝鮮貿易年表』より
日本
中華民国
(満州)
アジア
欧州
米州
其他共計
1910
1,560
307
118
4
31
2,208
15
4,168
285
343
318
2
4
5,139
20
22,231
722
2,459
330
75
35
25,858
22
21,235
549
1,239
74
1
14
23,111
24
29,149
450
1,584
79
2
12
31,276
26
32,585
355
1,918
75
2
17
34,972
28
31,818
466
2,528
36
13
20
34,882
30
24,412
814
1,679
47
3
22
27,034
31
26,923
134
1,172
43
1
13
28,303
32
22,521
76
2,171
35
1
33
24,852
33
18,963
96
2,735
57
45
165
22,131
34
23,899
118
3,134
80
2
18
27,280
35
28,344
193
3,386
125
19
34
32,130
36
30,219
216
3,817
127
17
93
34,610
37
33,393
282
5,375
242
167
121
39,990
38
41,448
1,292
8,210
104
78
94
51,310
39
43,150
1,965
13,357
142
47
232
58,984
40
45,599
2,408
9,043
125
958
138
58,293
41
46,015
2,458
7,649
208
367
40
56,775
朝鮮の貿易相手地域:輸入 (単位:千ポンド)
朝鮮総督府編『朝鮮貿易年表』より
日本
中華民国
(満州)
アジア
欧州
米州
其他共計
1910
2,571
390
30
716
326
4,035
15
4,251
42
826
85
487
405
6,106
20
18,783
1,556
8,631
401
702
2,596
32,718
22
17,193
274
6,463
460
1,017
1,994
27,472
24
20,134
968
5,971
582
628
1,108
29,427
26
23,918
1,251
7,644
75
638
670
34,239
28
28,197
878
6,850
36
889
824
37,685
30
28,216
654
5,527
286
505
887
36,088
31
23,544
668
3,601
279
313
500
28,908
32
20,647
301
3,368
213
205
412
25,264
33
20,402
352
2,669
288
92
163
24,004
34
25,771
457
2,978
360
91
363
30,098
35
32,597
959
3,147
514
239
488
38,098
36
37,795
884
3,853
777
416
620
44,383
37
42,899
605
4,034
842
461
1,322
50,289
38
53,745
713
3,979
1,343
253
1,257
61,513
39
71,992
605
5,191
1,136
396
1,636
81,215
40
82,150
1,073
5,822
1,740
283
2,234
94,416
41
79,391
2,265
4,313
1,575
106
797
88,574

台湾の貿易額の推移

台湾の貿易相手地域:輸出 (単位:千ポンド)
台湾総督府編『台湾貿易年表』より
日本
中華民国
アジア
欧州
米州
其他共計
1897
216
1,014
171
1
122
1,524
1900
444
786
179
0
98
1,507
05
1,391
512
214
0
350
2,473
10
4,866
373
55
265
515
6,082
15
6,160
513
295
132
636
7,740
20
23,768
1,565
1,839
229
897
28,385
22
13,658
1,172
1,008
168
826
16,938
24
20,065
2,188
1,113
240
500
24,112
26
19,474
2,989
1,014
147
602
24,226
28
20,447
1,534
938
152
604
23,677
30
22,175
1,087
753
164
286
24,488
31
21,776
922
681
125
374
23,879
32
17,775
681
372
87
300
19,215
33
13,853
404
251
116
284
14,914
34
16,379
686
372
130
325
17,934
35
18,328
1,023
645
102
331
20,460
36
20,936
743
321
118
365
22,630
37
23,932
690
352
161
388
25,677
38
24,506
1,592
98
145
245
26,626
39
29,849
4,097
51
105
555
34,721
40
28,247
5,791
76
260
414
34,814
41
22,155
6,413
72
69
97
28,811
台湾の貿易相手地域:輸入 (単位:千ポンド)
台湾総督府編『台湾貿易年表』より
日本
中華民国
アジア
欧州
米州
其他共計
1897
382
756
110
188
83
1,681
1900
852
605
142
181
153
2,221
05
1,373
547
185
190
117
2,489
10
2,949
584
314
659
315
4,962
15
4,158
815
309
87
79
5,466
20
14,709
4,359
2,537
139
808
22,632
22
8,817
2,285
766
174
410
12,778
24
8,232
2,604
880
378
397
12,644
26
11,698
2,818
1,838
826
280
17,673
28
12,612
2,785
1,065
1,279
421
18,172
30
12,488
2,382
658
1,019
512
17,066
31
12,407
1,846
447
730
297
15,744
32
10,653
1,640
480
206
145
13,130
33
9,000
1,455
313
233
115
11,130
34
10,375
1,449
277
346
129
12,605
35
12,725
1,780
331
309
185
15,349
36
14,224
2,049
365
229
196
17,073
37
16,211
1,778
438
169
188
18,791
38
19,130
1,614
361
110
150
21,388
39
20,941
2,145
559
164
112
23,930
40
26,185
2,455
596
173
207
29,633
41
21,691
2,130
523
145
268
24,763

満州の貿易額の推移

満州の貿易相手地域:輸出 (単位:千ポンド)
商工省貿易局編『満洲貿易事情』、東京商工会議所編『中華民国及満洲国貿易統計年表』より
日本
中華民国
アジア
欧州
米州
其他共計
1908
2,342
3,434
1,515
51
0
7,341
13
5,979
6,505
4,376
321
20
17,210
18
18,609
12,810
4,994
228
7,510
44,142
23
23,104
15,114
7,489
2,573
1,315
51,118
28
24,322
16,202
13,384
5,666
1,256
63,455
30
14,842
9,885
6,255
4,948
692
37,497
31
14,033
11,710
4,774
5,138
494
36,755
32
14,584
11,330
3,126
6,330
382
38,223
33
12,385
3,366
1,478
5,223
459
25,816
34
14,132
4,246
1,139
5,559
386
28,980
35
12,938
3,891
928
4,506
929
25,072
36
16,678
7,502
787
5,311
954
35,161
37
18,767
6,624
736
5,593
1,246
37,642
38
24,315
7,098
260
4,285
772
42,318
39
30,519
9,905
48
4,672
931
48,866
40
28,924
9,787
40
556
1,303
40,678
満州の貿易相手地域:輸入 (単位:千ポンド)
商工省貿易局編『満洲貿易事情』、東京商工会議所編『中華民国及満洲国貿易統計年表』より
日本
中華民国
アジア
欧州
米州
其他共計
1908
1,990
3,734
1,308
93
917
8,041
13
4,926
7,231
3,666
721
378
16,923
18
20,095
20,163
3,167
203
3,217
46,883
23
13,446
15,006
2,878
1,365
3,009
36,010
28
17,973
13,039
6,162
3,741
2,969
43,915
30
11,378
9,470
3,137
2,885
,2031
29,016
31
7,225
5,436
2,338
1,048
977
17,161
32
12,191
3,779
2,444
1,085
1,244
20,879
33
20,697
4,862
2,047
1,262
1,764
31,414
34
26,406
3,722
2,528
1,561
2,277
38,359
35
27,191
1,905
1,954
1,689
1,485
35,972
36
31,187
2,782
2,350
1,430
1,385
40,357
37
38,866
2,294
3,635
2,471
3,421
51,766
38
57,949
4,125
2,079
3,629
5,492
74,360
39
90,198
3,902
1,702
4,114
5,226
106,319
40
95,270
4,228
2,115
785
4,423
10,722

伊藤博文の憲法演説

written by 齊藤 貴義 on

伊藤博文、特に一般にあまり知られていない「大日本帝国憲法に関する伊藤博文の演説」を中心に情報を集積しています。この情報を集積することによって、大日本帝国憲法の歴史的性質についての認識がより多面的になるのではないか、と思っています。文明開化冷めあがらぬ頃の政治家は、憲法政治をどのように認識していたのでしょうか。

枢密院会議筆録  京都での憲法演説

憲法草案枢密院会議筆記 第一審会議第一読会における伊藤博文枢密院議長の演説(明治21年6月18日)

各位、今日より憲法の第一読会を開くべし。就ては注意の為め開会に先ち、此原案を起草したる大意を陳述せんとす。但し此原案の逐条に渉ては今日素より一々之を弁明すべきにあらず。

憲法政治は東洋諸国に於て曽て歴史に微証すべきものなき所にして、之を我日本に施行するは事全く新創たるを免れず。故に実施の後、其結果国家の為に有益なるか、或いは反対に出づるか、予め期すべからず。

然りと雖、二十年前既に封建政治を廃し各国と交通を開きたる以上は、其結果として国家の進歩を謀るに此れを捨てて他に経理の良途なきを奈何せん。夫れ他に経理の良途なし、而して未だ効果を将来に期すべからず。

然れば則ち宜く其始に於て最も戒慎を加はへ、以て克く其終あるを希望せざるべからざるなり。已に各位の暁知せらるる如く、欧洲に於ては当世紀に及んで憲法政治を行わざるものあらずと雖、是れ即ち歴史上の沿革に成立するものにして、其萌芽遠く往昔に発せざるはなし。反之我国に在ては事全く新面目に属す。

故に今憲法を制定せらるるに方ては、先ず我国の機軸を求め我国の機軸は何なりやと云ふ事を確定せざるべからず。機軸なくして政治を人民の妄議に任す時は、政其統紀を失ひ、国家亦随て廃亡す。苟も国家が国家として生存し、人民統治せんとせば、宜く深く慮つて以て統治の効用を失はざにん事を期すべきなり。

抑欧洲に於ては憲法政治の萌芽せる事千余年、独り人民の此制度に習熟せるのみならず、又た宗教なる者ありて之が機軸を為し、深く人心に浸潤して人心之に帰一せり。然るに我国に在ては宗教なる者其力微弱にして、一も国家の機軸たるべきものなし。

佛教は一たび隆盛の勢いを張り上下の人心を繋ぎたるも、今日に至ては已に衰替に傾きたり。神道は祖宗の遺訓に基き之を祖述すとは雖、宗教として人心を帰向せしむるの力に乏し。我国に在て機軸とすべきは独り皇室にあるのみ。

是を以て此憲法草案に於ては専ら意を此点に用い、君権を尊重して成る可く之を束縛せざらんことを勉めたり。或は君権甚だ強大なるときは濫用の慮なきにあらずと云ふものあり。一応其理なきにあらずと雖も、若し果して之あるときは宰相其責に任ずべし。

或は其他其濫用を防ぐの道なきにあらず。徒に濫用を恐れて君権の区域を狭縮せんとするが如きは、道理なきの説と説と云はざるべからず。乃ち此草案に於ては君権を機軸とし、偏りに之を毀損せざらんことを期し、敢て彼の欧洲の主権分割の精神に拠らず。

固より欧洲数国の制度に於て君権民権共同すると其揆を異にせり。是れ起案の大綱とす。其詳細に亘りては各案項につき就き弁明すべし。

伊藤博文の憲法演説
京都府会議員に対して(明治22年3月25日)

憲法既に発布せられ、明二十三年を期して議会を開設せられんとするに当ては、余は先づ議会開設の効用に就き其大要を開陳せんとす。余は本論に入るに先ち、抑国家は何を以て其目的とせざるべからざるかの学理より立論せざるを得ず。

既に諸君の熟知せらるる如く、国家の目的と云ふの解義に付ては古今欧洲学者の説区々に渉りて未だ帰一を見ざるを以て、茲に喋々するの要なきに似たりと雖も、既に国家の目的と云ふに至ては憲法政治に関要最も重きに居るを以て、少しく之を論述するも亦敢て無益の業にあらざるべきを信ず。

抑々国家の目的と云ふの解義に付、欧洲学者の唱道する所二様あり。一は国家の目的は其国の彊域内に在る各個人の権利を保護し、以て専ら其身体財産を保全するに在りとする説なり、他の一は国家の目的は社会に存生する万般の事物を規定し、専ら社会の安寧幸福を保持するに在りとする説なり。

如此一は各個人を以て機軸と為し、各個的を旨とする偏理の説にして、一は国家を以て標準と為し、社会的を専らとする極端の論たることを免れず。是等の説を包持する者は、古の希腦の「アリストートル」「プラトー」「ヘーゲル」「カント」及「ホンボルー」「シユルチエー」「ミル」等にして、古来未だ満足すべきの定説あらずと雖も、余は唯だ其両説の存するを述るのみ。

而して各個人を以て機軸とするの説は、一個人の権利自由を尊重するに傾き、国家を以て標準とするの説は、国家全体の利害にのみ注目するより、両者各々極端に馳せて、其間云ふ可らざる弊害あり。故に必ずや一個人と国家との幸福を併進するを以て目的とせざる可らずとするの中庸説あり、是近世学者の専ら唱道する所たり。

往昔専ら国家を以て目的とし、各個人の権利を度外に措きたる時代に在ては、国家の安全を保維する為には人民の利益は其犠牲となり、又何等の程度に迄之を減滅せらるるも絶て怪まざりき。当時に在ては人民の権利は安固ならず、其自由も亦甚き制限ありて完全に幸福を享受し得ざりしなり。

為に国家の権力は最上無限の勢いを占むるに至れり。然るを近世文化の盛域に進み、富力と財力との増加するに随ひ、漸く反動の勢を生じ、立法は社会的の制度を破壊するの傾向を生じ、専ら各個人の権利と自由を以て政治の肯けいと為し、之が為に社会の道徳を破壊し、軽佻俘虜に流れて国家の元気を衰耗し、其結果の帰する所竟に各個人をして弱肉強食の惨状に陥らしめたり。

ジェンダーとは何か

written by 齊藤 貴義 on

「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」
(ボーヴォワール『第二の性』)

ジェンダー問題研究所では、ジェンダー(社会的性差)についての情報を収集して分析を加え、男女共同参画社会に必要な施策を検討していきます。ジェンダーは私達にとって身近な問題です。例えばトランプのハートの絵、これは「女性的」に見えますか?「男性的」に見えますか?また、その理由はどうしてなのでしょうか?

ジェンダーとは何か

皆さんは、親が子供に「男の子なんだからそれぐらい我慢しなさい」と諭している光景を見たことはありませんか?小さな擦り傷で泣いている男の子や、どうして も欲しいおもちゃを買ってもらえなくて泣いている男の子など、色々な場面でその語り方を聞いたことがあると思います。この語り方の中では、「男の子である こと」が「些細なことを我慢しなければならない」ことの根拠となっています。それでは逆に、「女の子なんだからそれぐらい我慢しなさい」と言っている光景を目にしたことはあるでしょうか?多分「女の子なんだからそれぐらい我慢しなさい」という語り方は、「男の子なんだから…」に比べてほとんど目にしたことはないと思います。また、目にしたことがあったとしても、そこで「我慢の対象」となっていることは、男の子のそれと比べて大きく異なっていたのではないでしょうか。

「男の子だから些細なことは我慢しなければならない」以外にも、私達の日常生活の中では、性別によってその人の行為・義務・能力・考え方などを規定した言葉が沢山飛び交います。「女の子なんだからもっとおしとやかに…」「男の子が人形遊びをするなんて」等々…。

ジェ ンダーは何によって生み出されるのでしょうか。先に例示したようにジェンダーは私達の日常生活に広範に存在しており、法律や組織などの「社会制度」によってのみ支えられているわけではないことが分かります。それでは「私達の心」がジェンダーを生み出しているのでしょうか。実はこれもあまり正確とは言えませ ん。心の中で性差別意識を持っていない人も日々の生活の中でジェンダーを助長するような行動を取ってしまう場合もあるし、心の中で性差別意識を持っていて も日々の生活でその意思を実践しているとは限らないからです。それに、「心」は非常に漠然とした概念です。

明確に 区別されたジェンダーは、個人を強制的な文化の内部で「人間化」するものの一つである。事実ジェンダーを正しく行えない者は、規則にしたがって罰せられる。だがジェンダーによって表出されたり外面化されたりする「本質」など存在せず、またジェンダーによって希求される客観的理念も存在しない。またジェン ダーは事実ではないので、ジェンダーの多種多様な行為こそが、ジェンダーの概念を作り出すものであり、したがって行為がなければジェンダーもありえない。 ゆえにジェンダーは、その発生を系統的に隠蔽している構築物である。

男女別の学歴による世帯年収格差。中卒の所得を1とした場合の比率(1995年)
25-34歳 35-44歳 45-54歳 55-64歳
男性(大学・短大)
1.34
1.56
1.40
1.91
男性(高卒)
1.13
1.28
1.22
1.22
女性(大学・短大)
1.27
1.69
2.04
1.70
女性(高卒)
1.04
1.33
1.27
1.46
雑誌誌面構成比率(1989年10月号)
婦人公論 主婦の友 女性自身 an.an クロワッサン 文芸春秋 週刊ポスト PLAYBOY
美容
2.9
10.2
24.3
21.0
9.2
1.0
1.4
3.2
ファッション
2.3
7.2
4.9
27.9
17.4
2.5
5.2
11.3
家事
2.5
16.1
5.6
0.3
15.3
3.5
2.3
0.1
育児・教育
2.0
0.5
0
0
2.8
0.2
0
0
その他の家事
5.7
15.5
3.6
2.7
14.1
8.6
9.3
0
恋愛・友人
5.1
2.0
0.4
9.0
1.5
0.7
0
0.5
家庭生活
25.8
3.4
1.0
0
0.3
0
0
0
仕事・職場
4.3
0
2.3
4.6
2.5
4.6
1.0
0
その他の生き方
8.8
14.0
4.1
9.2
3.3
6.4
7.4
19.8
文化
16.9
15.2
19.6
8.0
10.7
16.5
23.4
25.1
レジャー
6.8
1.9
9.3
9.6
9.3
12.4
16.3
25.2
食べ物
1.9
0.9
2.4
4.0
10.5
7.4
5.8
7.4
政治・経済・社会
2.4
0
0.4
0
0
14.1
3.7
3.4
事件・時の出来事
5.5
3.4
17.2
0
0
13.3
20.4
0
その他
7.3
9.7
5.0
3.9
2.8
8.5
0.6
4.0

ぴいちくさんの推薦図書

written by 齊藤 貴義 on

ぴいちくさんの推薦図書

私を揺さぶった2冊をご紹介いたします。

「日本一醜い親への手紙」 Create Media 編集 主婦の友出版 ¥1,100
「子供を愛せない親からの手紙」 Create Media 編集 主婦の友出版 ¥1,100

もっと読んでみたい方へ:
「もう家には帰らない:さよなら日本一醜い親への手紙」 Create Media 編集 主婦の友出版 ¥1,100

まず初めに、私がこれら3冊を読んでいないことをお断りしておきます。私が読んだのは、本の基となった288通の手紙です。ですから、完成本がどのような視点で仕上がっているのかは存じませんの。

ご注目していただきたいのは以下3点:
−何が起こっているのか
−誰が苦しんでいるのか
−この方々の今後に何が起り得るのか

そして考えてほしい。
あなたが、あなた御自身とあなたの家庭のために何ができるのか。
家庭とは?
家族とは?
自分とは?
少しだけでいい。考えて下さったら嬉しいの。
これらの手紙は私たちが書いたもの。
これらの手紙は私たちに宛てられたもの。

予備知識として、家庭を要因とする問題をおおざっぱに挙げます。
−身体的虐待
−性虐待
−精神的虐待
−無視、愛と義務の放棄
−近親相姦

これらの状態から生じる代表的な“問題”には以下のようなものがあります。
−傷害、殺人
−自殺
−鬱(Unipolar Disorder / Bipolar Disorder)
−他の精神疾患
−他の神経疾患
−対人障害(such as, Social Phobia, Panic Disorder)
−記憶障害、記憶喪失
−自虐行動
−自虐思考
−慢性的な不安感、虚無感、焦燥感
−自己嫌悪感、自己顕示欲
−認識障害
−アルコール依存症、薬物依存症
−その他の依存症(such as, Sex, Gambling, thrill)
−摂食障害

上に挙げたすべてを、この3冊に見ることができます。しかし、ご紹介した本の手紙を、私がこの場で学術的な分析をすることは避けます。なぜならば、まず読んでいただきたいからですの。分析は後に機会があるでしょう。

読み進むうちに、ご自分から沸き上がってくる感情に触れて下さい。
その心から吹き出す感情に触れて下さい。
まずご自分の感情を知って下さい。
理解はそこから始まる。
行動もそこから始まる。

あなたはどうするの?
私たちは問われている。

もっと深く追って考えてみたい方、理解してみたい方はご一報下さいな。学長様のお許しをいただけたら、この自由大学において、講義ではなく“対話”としてご一緒に考えていけたらと思います。


日本語の本を、と考えたのですが、やっぱりだめだあああ(涙)
というわけで、とても申し訳なく思うのですが、英語の本を紹介します。和訳がでていたらいいのですけれど。学術書は極力避けました。入門書の入門書(笑) といったところでしょうか。そのうち、自由大学による和訳に、ここに参加していらっしゃる様々な分野や専門の方々の視点を加えて出版しましょうよおお、学 長様(うふふ)。学びたい方々や知りたい方々による翻訳本。わくわくするじゃない(ららりららあああ)ね、自由大学の可能性はまだまだありますわよおお お。日本の“学問”がもっと深く、広く、実用的で、開放されたものになるために、私たちができることは意外にたくさんあるのよおお。

そのためにも、アメリカを知ることは必要と思いますの。世界におけるアメリカの影響は否定できません。せっかくの機会ですので、ディズニーワールド、自由の女神、ハンバーガーや5番街だけではない、国家アメリカを知る手がかりをいくつか提示いたします。


■家庭内暴力/虐待

「どうして逃げないの?」「暴力を受け続ける側に問題あり」と、被害者を責めがちな私たちの認識の過ちを吹き飛ばしてくれます。L. Walker は、家庭内暴力、幼児虐待を心理学で丁寧に説明した先駆者です。とても簡単な英語で書かれているので、英語が苦手な方でも大丈夫。実際にお会いしました が、とても素敵な方でした。心理学に興味をお持ちの皆様は、M. Seligman の“Learned Helplessness” を併せてご理解されることをお薦めしまする。

Walker, Lenore E. (1980). The Battered Women. NY: HarperCollins.

_______. (1989). Terrifying Love: Why Battered Women Kill and How Society Responds. NY: Harper & Row.


■人種問題:黒人

驚愕の統計を公開します。Inner-City と呼ばれる、都市中心部に生活する黒人男性の死亡率は、ヴェトナム戦争の最前線コンバットの死亡率より高いの(ぴいちくの調査)。目の前で簡単に死んでい く彼らを、私自身、何度も目撃しました。この彼らの、なかなか届かない声に耳を傾けると、“彼らのアメリカ”が見えてきます。

Wright, Richard A. (1986). Native Son. NY: HarperCollins.

Kozol, Jonathan (1995). Amazing Grace: The Lives of Children and the Conscience of a Nation. NY: Crown.

Jones, LeAlan and Lloyd Newman with David Isay (1997). Our America: Life and Death on the South Side of Chicago. NY: Scribner.

Simon, David and Edward Burns (1997). The Corner: A Year in the Life of an Inner-City Neighborhood. NY: Broadway.


■人種問題: その他の人種

人種差別。平等であることを重んじる国家アメリカ。人種差別による不公平是正が、白人差別をも生み出してしまう八方塞がり。国家アメリカを形成する“民族”を知ることで、マイノリティーであることの意味、マイノリティーで生きることの意味が見えてきます。

Backman, Ronet (1992). Death and violence on the Reservation: Homicide, Family Violence, and Suicide in American Indian Populations. NY: Auburn House.

Conover, Ted (1987). Coyotes: A Journey Through the Secret World of America’s Illegal Aliens. New York: Vintage Books.

Thomas, Piri (1967). Down These Mean Streets. New York, Knopf.

Vigil, James Diego (1988). Barrio Gangs: Street Life Identity in Southern California. Austin, TX: University of Texas Press.


■ホームレス

働けど働けどホームレスしか生きる道がない方々はたくさんいらっしゃます。怠惰ゆえのホームレスではないということです。ホームレスを生み出す“構造”に 目を向けて下さればと思います。更に、最低でもホームレスの40%が、子供を伴う“家族”であることも知って下さいな。

Tucker, William (1990). The Excluded Americans: Homelessness and Housing Policies. NY: Regnery Gateway.

Brickner, Philip W., M.D. (1992). Under the Safety Net: The Health and Social Welfare of the Homeless in the United States. NY: W.W.Norton.

Kozol, Jonathan (1988). Rachel and Her Children: Homeless Families in America. NY: Ballantine.


■教育

何のための教育なのか。学ばない、学べないというのはどういうことなのか。そしてその結果。アメリカの成人の1/3が、機能的文盲といわれています。生きる手段としての教養。生きる道具としての教育。教育の意義を考えてみることができます。

Kozol,Jonathan (1967). Death at an Early Age: The Destruction of the Hearts and Minds of Negro Children in the Boston Public Schools. Boston, Houghton Mifflin.

_______. (1981). Illiterate America. Dutton: Plume.


■ホモセクシュアリティー vs. ヘテロセクシュアリティー

与えられた性。選択の性。ぴいちくは個人的に、ロマンスするなら男性とがいい。これは、私が女性に生まれついたからではなく、私の選択です。なぜなら、私 は“自分”の男の子にすりすりするのが大好き。女の子では色っぽい気持ちにはなれないの。でも、もしもぴいちくが女の子にそんな思いを抱いちゃったら?自 分との葛藤。周りとの葛藤。社会との葛藤。自分の性の安定、自信、嗜好を貫くのは難しい。ゲイを極端に嫌う方々、Homophobia を少しお勉強されると、目からうろこが落ちるかもしれませんわよおお(うふふ)。

Duberman, Martin (1991). A gay Man’s Odyssey. NY: Dutton.

Harry, Joseph (1984). Gay Couples. NY: Praeger.

Plummer, Kenneth (Ed.) (1981). The Making of the Modern Homosexual. Totowa, NJ: Barns and Noble.


■犯罪

私たちの誰もが心に怪物を飼っている。自身が怪物に喰われるか。それとも飼い慣らすのか。犯罪者として名を残した“彼ら”と私たちの違いとは。R. Ressler は、犯罪プロファイリングの先駆者です。日本で「Abnormal Killers 」という本がでているそうです。探してみてねええ。この新作では、日本で起きた、医師による妻子殺害事件と、オーム真理教による、地下鉄サリンアタックに ついても述べられています。

Ressler, Robert and Tom Shachtman (1997). I Have Lived in the Monster: A Report from the Abyss. NY: St. Martin’s Press.

Rideau, Wilbert and Ron Wikberg (1992). Life Sentences: Rage and Survival Behind Bars. NY: Times Books/Random House.

Carcaterra, Lorenzo (1989). Sleepers. NY: Ballantine.

Athens, Lonnie H. (1989). The Creation of Dangerous Violent Criminals. Champaign, Ill: University of Illinois.


文字よりも映像の方が“様子”が伝わりやすいですわね。ご紹介した英語の本は、入手し難いでしょうから、何本か映画をご紹介いたします。ぴいちくは日本でも見つけたものがほとんどですけれど、邦題がわからないので、ご興味をお持ちでしたら、原題から探してみて下さいな。


Sugar Hill
(1994)

舞台はNY、ハーレム。ディーラーと呼ばれる、麻薬大口取り引きを生業とするふたりの兄弟の生活と生き方にご注目。

123 min.
Director: Leon Ichaso
Cast: Sam Bottoms, Theresa Randle, Kimberly Russell, Wesley Snipes, Michael Wright

Boyz N the Hood (1991)

暴動で有名なLA,サウス・セントラルが舞台です。3人の若者がそれぞれの方法で、Hood と呼ばれる、“彼ら”の世界を抜け出そうとします。

112 min.
Director: John Singleton
Cast: Angela Bassett, Cuba Gooding Jr., Larry Fishborn, Regina King, Nia Long

Jason’s Lyric (1994)

舞台はヒューストン、テキサス。“正しく生きる”ということが、人により、環境により、どれほど難しいことか知ることができます。

Director: Doug McHenry
Cast: Lisa Nicole Carson, Eddie Griffin, Allen Payne, Jada Pinkett, Forest Whitaker

Sleepers (1996)

原作者がご自分の経験した実話だそうです。地獄のキッチンと呼ばれる、NY、ブロンクスの 60年代。4人の少年の生き方が少年院での経験によって決定します。ぴいちくの現場の体験をお話しします。事情はかなり改善されたとはいえ、今現在も同様 の虐待は行われています。
ちなみに、映画は豪華キャストですが、原作をお読みされることをお薦めいたします。

148 min.
Director: Barry Levinson
Cast: Kevin Bacon, Robert De Niro, Dustin Hoffman, Jason Patric, Brad Pitt

The Saint of Ft. Washington (1993)

非常にパワフルな映画です。ホームレスの視点ですべてが描かれています。外部の方々があまり知る機会のない、ホームレス・シェルターの実態が圧巻です。

104 min.
Director: Tim Hunter
Cast: Matt Dillon, Danny Glover, Joe Seneca

Murder in the First (1995)

実話です。ヘンリ・ヤングという、アルカトラス刑務所において実際に起った、お話です。現在も囚人に対する、同様の“扱い”が存在することを付け足しておきます。

123 min.
Director: Marc Rocco
Cast: Kevin Bacon, Embeth Davidtz, Christian Slater, Stephen Tobolowsky

Ghosts of Mississippi (1996)

実話です。公民権運動のリーダーであった、メドガー・エヴァースは自宅の玄関で、家族の目の前で暗殺されました。南部。人種差別。歴史。これがたかが30年ほど前のことと知って下さい。現在もまだ“平等”への歩みは続いています。

131 min.
Director: Rob Reiner
Cast: Alec Baldwin, Whoopi Goldberg, Bill Henderson, James Woods

Mississippi Burning (1988)

アメリカ南部。60年代が舞台です。上演後、映画館から出てきたたくさんの黒人が押さえ切れない慟哭により、その場で暴力事件を起こしたために社会問題視 された映画です。怒りの被害を受けたひとり、通りすがりの14歳の白人少年は、植物人間として6年間を過ごし、去年息を引き取りました。

127 min.
Director: Alan Parker
Cast: Gene Hackman, Frances McDormand, Will Dafoe

Dangerous Minds (1995)

あめりかにおいて、学校は今や安全な場でなありません。もっとも犯罪の起りやすい場になってしまいました。実話を基に制作された映画です。アメリカのたく さんの公立高校の生活実態を知ることができます。学べる環境を持つことがどれほど恵まれたことであるかも実感できます。サウンド・トラックもお薦めです。

99 min.
Director: John N. Smith
Cast: John Neville, Michelle Pfeiffer, Lorraine Toussaint

Against the Wall (1994)

1971年の、NYのアティカ刑務所暴動は歴史的な事件でした。いまだに謎が多く、刑務所側、政府側の事実の隠蔽が外の社会のまた新たな暴動を生みました。人権にご興味をお持ちの方は、ぜひ、「囚人の権利」を併せて考えられることをお薦めいたします。

111 min.
Director: John Frankenheimer
Cast: David Ackroyd, Anne Heche, Samuel L. Jackson, Kyle MacLachlan

G.I. Jane (1997)

アメリカ海軍の先鋭、SEALs の訓練を事実にかなり近く表現しています。ちなみに、女性兵士のコンバット戦参加の是非は、あちらこちらで討議されていますが、決して女性保護、又は女性 差別だけの問題ではないことをこの映画から汲み取る方がいらっしゃればと思います。

125 min.
Director: Ridley Scott
Cast: Demi Moore, Morris Chestnut, Kevin Gage, John Michael Higgins

A Few Good Men (1992)

アメリカ軍隊には、Military Justice と呼ばれる、独自の司法システムがあります。そして軍隊には軍隊でしか通用しない公のルールと暗黙のルールがあります。非常に閉鎖された世界です。そこに 切り込んだこの映画は貴重です。更に、豪華キャストです。

135 min.
Director: Rob Reiner
Cast: Kevin Bacon, David Bowe, Tom Cruise, Cuba Gooding Jr., Demi Moore, Jack Nicholson

ヒンドゥー教とイスラム教

written by 齊藤 貴義 on

1947年のインド・パキスタンの分離独立の背景には、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立がありました。インド・パキスタン問題の歴史を理解して いくためには、この2つの宗教がどのようなもので、どういう歴史をたどり、なぜインドで衝突するに至ったのかの背景を知る必要があります。もちろん、宗教のみならず、経済や産業構造からこれらの対立を分析する視点もあります。しかし、近年のイスラム原理主義やヒンドゥー至上主義の台頭なども含めて南アジアを理解していくためには、やはり宗教に関する知識は不可欠といえるでしょう。

ヒンドゥー教とイスラム教のちがい

ヒンドゥー教
イスラム教
多神教
一神教
多神教・・・ ヒンドゥー教が広がる過程で、動物・生物や物神の崇拝、精霊信仰やトーテミズムなど様々な要素を持つ土着信仰を混入させていった。これら神々のあいだには 様々な系譜が見られる。神道やギリシア神話のように男性神は女性神を配偶者として持ち、時として人間や動物などに姿を変えて人間の前に現れ、汎神論的な傾 向を持っている。さらに、ヒンドゥー教の神観念の中には主宰神(しだいに有力な神が台頭し、他の神を従える)という考え方が成立しており、一神教的な傾向も持っている。今日のヒンドゥー教では、多くの民衆にとってヴィシュヌ神とシヴァ神がそのような権威を確立している。 一神教・・・ 「アッラーの他に神はない。ムハンマドは神の使徒である」という言葉に象徴されるように、イスラム教徒にとってアッラーこそが唯一の神となっている。ヒン ドゥー教が特定の始祖を持たないのに対し、イスラム教を創始したのはムハンマドであり、ムハンマドはあくまで「最後の預言者」「神の使徒」である人間にす ぎない。この点は、「父と子と精霊」の三位一体論を展開していったキリスト教とは大きく異なる。
偶像崇拝 偶像崇拝・・・日常の宗教儀礼や慣習の中で神を偶像として具象化することが当たり前となっている。ここには多神教の影響があると思われる。様々な神が多種多様に存在する中では、神を偶像化させて区別するのは有効な手だてである。 偶像崇拝禁止・・・イスラム教では礼拝の対象に偶像を置くことを厳しく禁止してきた。しかし、一部の地域(特にもともと土着の偶像崇拝が強かった地域)では、明確なかたちこそとらなかったものの、偶像に代わる崇拝の対象を何らかのものや人格に求めることはあった。
礼拝 マンディル・・・ヒンドゥー教では、マンディルと呼ばれる寺院で礼拝が行われる。個人個人がばらばらの時間に礼拝をする。カーストによって一部の人々を受け入れない寺院もあるが、女性に対する禁忌はない。 モスク・・・ イスラム教の場合、公共の礼拝所としてモスクがある。モスクは人々が共同で礼拝を行うための公共施設であり、寺院のような神格性を持ったものではない。定 められた同じ地点、聖地メッカへ向かって一斉に礼拝を行う。イスラム社会では女性は家で礼拝するのが一般的だが、一部には女性用につくられたモスクも存在 する。
死生観 業と輪廻・・・ ヒンドゥー教にとって、現世はいくつもの生の1つにすぎない。人はみな過去に前世があり、来世が待ち受けているとされる。人間の生は車輪のようにつながっ ており、現世のあり方を決定するのは前世の業である。業とは、人間の行為に他ならない。このため、人間は善行をすれば来世では必ず報われるとされ、最終的 には何度も繰り返す輪廻の世界から抜け出して天上の楽園で暮らすことが理想とされた。 最後の審判・・・ イスラム教では、死とは「最後の審判」までの仮眠の時期であるとされている。最後の審判では「すべてお見通し」の唯一神アッラーの裁きを受ける。人は、こ の絶対者の前では全く無力である。イスラム教にはカダルという観念があり、生涯の間にアッラーに帰依し、定められた戒律を厳しく守っていけば、アッラーが それを認め審判に影響することもありうると言われている。
聖典 ヴェーダ』・・・ヒンドゥー教の場合、コーランのような絶対の聖典はなく、それぞれの信者がそれぞれの教典を持っている。しかし、神々への賛歌や呪文、日々の祭儀に関する規定などが盛り込まれたヴェーダが聖典のような地位をしめていることが多い。 クルアーン』・・・クルアーン(日本では「コーラン」とも呼ばれるが、アラビア語を正しく表記したものはクルアーンである)は、ムハンマドに対する神の啓示を文章にしたものであり、イスラム教にとって絶対の聖典である。
宗教
指導層
バラモン・・・ヒンドゥー教では司祭階級であるバラモンが古くから聖職者としての地位を確立していた。さらにカースト制度の確立によって、バラモンはヒンドゥー教の精神的・宗教的指導層として、歴史上大きな影響力を持ってきた。 ウラマー・・・イスラム教は、すべての信徒はアッラーに直接帰依すべきという考えのもと、聖職者を持たない宗教である。しかし、イスラム世界の発展と共に、ウラマーと呼ばれるイスラム法学者・神学者などの学識者が宗教的に大きな影響力を持つようになった。

xml2sqlによるWikipediaのクローン

written by 齊藤 貴義 on

xml2sqlを使えば迅速にWikipediaのダンプデータからクローンを作成できます(GFDLライセンス下においてです)。
まずxml2sqlをダウンロードしてインストールします。

$ tar xvfz xml2sql-0.5.tar.gz
$ cd xml2sql-0.5
$ ./configure
$ make
$make install

この時、expactが見つからないとエラーが出る可能性があります。
その場合はexpactのページからダウンロードしてインストールします。
私は最初expactの2.0.1を入れたのですが、xml2sqlでライブラリが不足していて動きませんでした。expact1.95.8を入れたら問題なく動作しました。

MediaWikiをインストールします。インストール方法は通常通りで問題ありません。私はMediaWikiの1.14.0版を落としてきて、XCacheを有効にしました。

さらにWikipediaのダンプデータのページから最新版のダンプデータを取得します。今回はjawiki-latest-pages-articles.xml.bz2(過去の履歴や利用者ページを含まない全ページ)を使用しました。これをxml2sqlでmysqlimportが可能な状態にします。

$xml2sql jawiki-latest-pages-articles.xml

page.txt、revision.txt、text.txtの3種類のファイルが生成されます。これをmysqlimportでデータベースに流し込みます。

$mysqlimport -u root –default-character-set=utf8 mediawiki -p -L /tmp/rivision.txt
$mysqlimport -u root –default-character-set=utf8 mediawiki -p -L /tmp/text.txt
$mysqlimport -u root –default-character-set=utf8 mediawiki -p -L /tmp/page.txt

これでデータ投入は完了ですが、クローンを目指すためには、このほかに下記データを展開してインストールする必要があります。

jawiki-latest-category.sql.gz
jawiki-latest-categorylinks.sql.gz
jawiki-latest-externallinks.sql.gz
jawiki-latest-interwiki.sql.gz
jawiki-latest-langlinks.sql.gz
jawiki-latest-templatelinks.sql.gz

また、日本語版Wikipediaで使われている下記の拡張機能を有効にする必要があります。

ParserFunctions
Cite

そうして完成したのが、次世代情報都市みらいwikiです。

mixiのコミュニティ

written by 齊藤 貴義 on

mixiの所属コミュニティが1,000に到達したので、一覧を共有いたします。

日本openSUSEユーザ会(10)
LUNARR elements(8)
EMOBILE H11T(198)
アルチュール・ランボー(478)
Fastladder User(11)
Webディレクター勉強会(25)
Facebook App Developers(105)
赤坂ツインタワー(9)
MODIPHI(モディファイ)(22)
EMOBILE(イーモバイル)(1081)
ソーシャルブックマーク研究会(359)
勉強会情報【集合知】(130)
文京区湯島界隈(93)
秋葉原・アメ横が好き!!(74)
神経経済学 -Neuroeconomics-(519)
文理融合としての数理社会学(234)
アンソニー・ギデンズ(301)
超ひも理論-Superstring theory-(3298)
宇宙物理学(8336)
特別支援学校教諭(2642)
学術的ビジネスマン(261)
とりかえばや物語(167)
量子論と複雑系のパラダイム(4658)
バイオ燃料について語ろう(1573)
相馬市民集合☆(39)
事象の地平面(839)
UNIXコマンド(547)
持続可能な社会と金融(842)
マタギ(237)
量子力学(5336)
哲学的ビジネスマン(491)
音楽心理学 psychology of music(3793)
タイムトラベル(963)
日本の地名(400)
アキバの近所に住む(30)
JSON/JSONP(67)
livedoor clip(22)
フランクフルト学派(292)
シャリマール秋葉店(50)
Web2.0的ビジネスの研究(293)
数値解析学(1155)
障害学(Disability Studies)(2502)
☆明治・大正ノスタルジア☆(3292)
Sid Meier’s Alpha Centauri(48)
LOHAS CLUB(925)
ジェレミ・ベンサム(112)
Nikon D80(4754)
西洋法制史(84)
ワーキングプアを考える(1693)
国際開発学(557)

風の森(28)
経済数学(数量経済分析)(451)
ギリシア哲学(736)
相馬野馬追(235)
真っ直ぐな人が好き(31725)
使えるソーシャルブックマーク(207)
秋葉原在住(151)
数理論理学(記号論理学)(854)
偶然てんちょ派(39)
リチャード・ローティ(132)
国際政治学徒が読む本(731)
アカデミックWeb2.0(87)
ロボット工学(1829)
投機・金融派生商品(206)
戦争するよりセックスしよう(11140)
監視ツール(総合)(725)
音楽社会学(639)
やるときゃやる男に憧れる(28169)
社会言語学(816)
金融経済学(1056)
女性史・ジェンダー史(344)
モーペルトゥイの原理(41)
量子化学・量子力学(595)
免疫学(Immunology)(2899)
20代のデザイナー&クリエイター(1963)
巨大な宇宙と小さな素粒子☆(1100)
Google Trends(34)
経済学史(416)
フェルマーの最終定理(1152)
ルベーグ積分論(328)
IT/モバイルの粋な勉強会(315)
農村開発(847)
文化経済学(161)
国際安全保障に関する国際法(310)
CMS JAPAN .INFO(572)
Plagger(451)
労働経済学 (Labor Economics)(183)
言葉の語源(2174)
国民国家(189)
社会学講演会コミュ(64)
XHTML2.0 + CSS3(820)
☆星を見るのが好き☆(9475)
TYPO3(110)
livedoor Reader(282)
折口信夫(471)
格差社会に反対する(788)
欧州政治学(538)
フリーでWeb制作してる人(7984)
水星(401)
和泉式部(211)

HOTEL RWANDA(75)
ジャポニズム(773)
計量経済学(880)
食品・栄養学(4889)
東京都市計画(310)
集まれ!Webサイト構築勉強会(511)
防衛省(468)
日本公安機関・特殊団体の研究(859)
Widget(1402)
1979年9月11日生まれ(194)
◆ホスト◆ホステス◆夜の世界(22532)
北陸地方の民俗(13)
流体シミュレーション(283)
教育格差を考える(1057)
テレホマン(88)
基幹業務とITの知識向上研究会(735)
相馬戦国史(76)
「69」は人生のバイブルである(153)
電子回路理論研究会(1110)
病理学(1834)
無類のアウトロー好き!!(2163)
外神田(52)
英字新聞(542)
コピーレフト -copyleft-(267)
Zend Framework(427)
恋愛ボーダーレス(5637)
さよならパソコン通信(177)
ジャストシステム(JustSystems)(459)
コンソールマスター(560)
pligg(76)
自学自習自力 文系プログラマー(2937)
異業種交流会・社外勉強会(6897)
自然を守ろう(3078)
比較教育学(169)
再生可能エネルギー(924)
Lispで書くテキスト処理(218)
台湾の民俗(30)
全関東学生雄弁連盟(20)
開発経済学(3170)
質的研究法(760)
論座(81)
[dir]法学(4308)
百鬼夜行・付喪神(700)
沖縄学(530)
歴史の細部を継承する会(175)
カルスタ(147)
オピニオン誌 論壇誌(111)
ニヒリズム 虚無主義(2209)
SNSデータ(7700)
臨床教育学(296)

東京23区の坂道を歩こう(1323)
アイヌの文学(262)
佐藤俊樹(76)
メンヘルのセクシャリティ(483)
多元文化教育(187)
高橋哲哉(286)
上野駅(1541)
芸術人類学(1737)
Paul Graham(349)
軍事社会学(94)
薬物動態学(633)
パソコンで分からない事がある人(6322)
WebビジネスとWebマーケティング(3718)
今村仁司(109)
自然系GIS(364)
痛いニュース+(133)
90年代サブカルチャーの総括(2663)
存在論(793)
社会生物学 – Sociobiology(298)
負の遺産(2329)
MODx CMS(768)
琉球・沖縄史(429)
臨床心理学(8859)
[dir]王朝文学(775)
アイヌ民族(936)
蛋白質@研究者(1321)
ピタゴラス(522)
日本法制史(234)
LAMP(LAPP)(450)
’90年代文化サバイバー(214)
南方熊楠(1360)
育ての親はファミコン(1563)
和歌が好き(302)
WEBディレクション(266)
若手起業!!(5157)
ビバ☆歌舞伎町(1443)
Gmail(1416)
8.統計数理学(732)
二宮尊徳(235)
日本近代史(2283)
一人でも飲みに行く(2247)
デジタル情報整理法(756)
ジュディス・バトラー(456)
Web2.0でのコミュニケーション?(1179)
◆日本の神話と古代史と日本文化(16199)
国連開発計画 -UNDP-(1008)
Apache HTTP Server(906)
Scuttle(59)
はじめてのホームレス支援(578)
サンタクロース研究(798)

ユーパン(189)
『世界』(95)
サブカル本屋(関東)(1510)
タイムパラドックスについて(7563)
毛利元就(629)
科学なんて迷信を信じてるの?(218)
素粒子(117)
オントロジー(190)
古典を読む(9325)
法律・判例データベース(7046)
宇野弘蔵(178)
医療と法(1942)
ループ量子重力理論(LQG)(315)
NPM(新公共管理)(546)
オペレーションズリサーチ(OR)(867)
衛生(696)
スケールフリーネットワーク(251)
太陽(384)
バジル・バーンスティン(30)
~ペロブスカイト構造~(257)
phpMyAdmin(302)
Senna(155)
クイア・スタディーズ(918)
有斐閣-YUHIKAKU-(586)
相馬市向陽中学校(150)
東京・ミュージアム&アート情報(18554)
自己組織化(1228)
水理学系 (水理・河川・海岸)(587)
Google Analytics(1520)
薬理学(2524)
90年代から逃れられない会(1169)
青いブリンク  NHK(293)
火星(1068)
ドヤ街愛好会(759)
江戸幕府(459)
エコロジー経済学(214)
80・90年代アニメが好き!!(9022)
團藤 重光(302)
エミール・デュルケム(369)
エスノグラフィー(66)
symfony(446)
ファッションとしての哲学(2137)
裏の世界史研究(9732)
戦後の社会科学史(1023)
数理人口学(78)
UNHCR(2019)
福島弁で書く(3708)
関数解析学(571)
裏アキバ(40)
★メガネ男子が好き★(6945)

トレビゾンド帝国(103)
介護福祉ポータルコミュニティ(17275)
生理学総合(2442)
Scientific Linux(76)
OpenID(246)
1920年代(大正9~昭和4)総合(958)
国際関係学(3173)
MediaWiki(344)
Apache Tomcat(484)
心理学(23836)
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学歴と文化資本

written by 齊藤 貴義 on

日本は、最近はだいぶ変化してきているとはいえ、まだまだ学歴が重視される社会です。スタートラインはみんな一緒。頑張って勉強すれば誰にでも受験 で成功するチャンスがある」。という言葉を耳にしたことはないでしょうか? 日本の学歴の価値は、この「誰でも努力すれば高い学歴が・・・」という社会通念によって支えられています。それだけ本人が「他より抜きんでた努力と実力によって」学歴を獲得したと思われるためです。しかし、本当に誰にでも平等に学歴が獲得できる可能性は開かれているのでしょうか?

学歴社会は誰にでも平等!?

まず最初に1つの統計結果を紹介しようと思います。

父親の職業と子供の大学ランク(単位は%)
就職問題研究会 1994年調査
(ホワイトカラーに管理職は含めていない)
大学の入試難易度(偏差値)
父親の職業
70〜
60〜69
50〜59
専門的職業
7.6
6.6
6.7
大企業の管理職以上
28.0
18.5
9.4
官公庁の管理職以上
2.3
6.6
4.7
中小企業の管理職以上
15.2
-
16.6
大企業のホワイトカラー
6.8
7.1
6.3
官公庁のホワイトカラー
3.8
4.3
4.1
中小企業のホワイトカラー
8.3
5.7
6.3
大企業のブルーカラー
-
2.8
3.7
中小企業のブルーカラー
2.3
4.7
6.7
官公庁のブルーカラー
-
-
1.4
農林漁業
-
3.3
1.8
自営業
17.4
14.2
22.9
その他
-
3.3
2.9
父親の学歴と子供の大学ランク(単位は%)
就職問題研究会 1994年調査
大学の入試難易度(偏差値)
父親の最終学歴
70〜
60〜69
50〜59
大学院
5.3
3.3
1.8
大学
61.4
38.9
26.2
短大・専門・高専
1.6
2.4
3.2
高校
23.5
37.9
47.2
中学
3.8
11.4
13.7
その他
-
-
0.8
無回答
3.8
5.7
6.5
母親の学歴と子供の大学ランク(単位は%)
就職問題研究会 1994年調査
(ホワイトカラーに管理職は含めていない)
大学の入試難易度(偏差値)
母親の最終学歴
70〜
60〜69
50〜59
大学院・大学
31.9
10.9
5.1
短大・専門・高専
20.5
18.0
14.5
高校
43.2
56.4
59.7
中学
-
9.5
13.7
その他
-
-
0.2
無回答
4.5
5.2
6.7

この結果を見てもわかるように、親の職業や学歴によって、どの学歴を得られるかに格差が存在します。この統計結果は、国立大学も私立大学も含めたものであるため、学費が払えない、などの理由で格差がでたとはいえません。また、親の職業との関係よりも、親の学歴との関係の方がより強いことも読みとれます。このような点から、単に、塾や教材にどれくらいお金をかけたかだけではない、別な理由も考えていく必要があると思います。それが、今から説明していく文化資本です。